IT人材って今からなるのは無理な気がしている

 

今引く手あまたの職業といったらIT人材、エンジニアですよね。

 

ファストリがIT人材の採用に年収10億円を提示したとかしないとか。

 

それでなくてもIT人材って至るところで聞くし、ITとは関係なさそうな業務していても、こういうのができたら便利だなって思うことは多々あるし。

 

そこで私IT人材になりたいと思って勉強を始めたんです。

 

もともとExcelとかで便利システムとか作るの好きだったんです。たくさん作業するのが好きではないので効率化したいとかこの作業無駄だなとか常に考えていました。それに自分の出来る範囲でも便利なシステムを作ると色んな人の助けにもなって、感謝されるのがうれしかったんです。

 

その延長でもっと深堀して勉強してプログラミングが出来るようになったら、もっとたくさんのことが簡略化できて、広範囲で貢献できると思ったんです。

 

勉強は、サブスク系のサイトで行いました。自分でコードを書いて反映させながら勉強できるので、とても分かりやすく、着々と進めることができました。

 

ですが、結果として現段階ではってことなのかもしれませんが、便利システムを作るなど自由に作業できるほどには学習を進めることができませんでした。

 

挫折です。

 

サイト上でプログラミングを書いて同じことが出来るようになったとしても、実際の業務に反映するとなると、壁が山程あります。

 

じゃあ、その山を登っていくために何をしたらいいのだろうと思っても、サイトを外れると情報が一気に少なくなっていたり、適した事例が見つからなかったり。

 

まったく知らない言語で書かれたハリーポッターを辞書片手に読み進めているような気分でした。

 

でもプログラミングが出来るようになれば、様々な分野で活躍できると思ったので、いっそのこと転職しようかと思いました。

 

ですが、ここでさらに問題が。

 

未経験者を受け入れている企業がないと言っても過言ではないくらい少ないんです。

 

まあ、そうですよね。即戦力になる人材が欲しいわけですから、会社で教育しなきゃならない人材は不要なわけです。

 

会社側の考えは納得がいきますが、となると、新卒以外、IT人材を目指すのはほぼ不可能ということになってしまいます。

 

ある程度の経験を積んでいるエンジニアが必要となると、かなり数って限られますよね、新しく社会に出る子たちは経験がありませんし。

 

それってエンジニアにとってぼろ儲けの世界すぎませんか。

 

もちろん、入ったところで結果を出さないといけないとは思いますが、この需要だとある程度渡り歩くだけでも稼げてしまいそうな気が。

 

今でこそプログラミングを学ぶ学生は増えていると思いますが、ちょっと前まではそんな分野があることすら知らない人間ばかりでしたし、プログラミングへの需要を読めていた人はいたのでしょうか。

 

もしいたなら、進路を決めるときに教えて欲しかったです。とりあえずプログラミングを専攻しろと。

 

学校の先生も特に夢が決まっていない学生に対してはプログラミングを勧めておけばよかったと思います。そしたら今頃教え子が企業のシステムを担う優秀な人材になっていたでしょう。

 

一旦挫折期に入っている私ですが、これから勉強を再開させるか迷っています。果たして独学でどこまで使えるものになるのか。いっそ専門学校のようなところに課金して勉強しようか。その場合、どのくらいのレベルまで持っていけるのか。悩むことは様々です。

 

悩んでいる時点で負けとか言われちゃうかもしれないですが、迷わせてください、人間ですから。

 

あと、IT人材の次に来そうな職種が見えている人がいたらこっそり教えてください、将来私の子どもにやらせますので。